2005年度上智大学シラバス

◆国際教育学Ⅱ - (後)
杉村美紀
○講義概要
国際教育Iでとりあげた国際教育の制度や政策の歴史的背景を基に,各領域における個別の事例をとりあげ,その実践過程を検討することを目的とする。具体的なトピックとしては,国際理解教育,海外子女教育・帰国子女教育,留学生交流,途上国への教育支援,開発教育,軍縮・平和教育,在日外国人問題等であるが、授業ではできるかぎりワークショップ等を取り入れ、参加者自らが国際理解の意義と課題を考えることのできる授業構成とする。
なお、本授業は国際教育Ⅰの履修を前提とするが、本年度は、教育学科の総合人間科学部への移行に伴い、前期国際教育Ⅰを教育学科の04年次生と05年次生が同時に履修することからⅠの受講を教育学科生に限定しており、従って国際教育Ⅱも教育学科生に限定する。
○評価方法
授業参画(25%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(50%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
110月4日
ガイダンス
210月11日
在日外国人問題と教育(1)
310月18日
在日外国人問題と教育(2)
410月25日
在日外国人問題と教育(3)
511月8日
開発と教育:途上国への教育支援(1)
611月15日
開発と教育(2)
711月22日
開発と教育(3)
811月29日
国際理解教育(1) 開発教育
912月6日
国際理解教育(2) 軍縮・平和教育
1012月13日
国際理解教育(3) 環境問題と教育
1112月20日
国際理解教育(4) 海外子女、帰国子女教育
121月10日
国際理解教育(5) 留学と国際交流
131月17日
まとめ:国際教育の役割と課題

  

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