○講義概要 |
化学反応を論ずるには,反応が到達する位置を決める平衡論とそこへ到達する速度を決める速度論を理解することが基本となる。本講では気相の反応速度論を中心に時間があれば溶液反応についても述べる。速度論の基礎,単分子反応理論,遷移状態理論,連鎖反応等について解説する。また応用力を身につけるため,演習を行う。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(80%) 出席及び期末試験で評価するが,割合は変更する可能性がある。
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○参考書 |
アトキンス著,千原秀昭他訳『物理化学(下)』東京化学同人
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○授業計画 |
1 | 化学平衡、平衡定数 |
2 | 気相平衡、演習 |
3 | 平衡に対する温度・圧力の効果 |
4 | 演習 |
5 | 反応速度の基礎 |
6 | 反応速度式、速度定数の求め方、演習 |
7 | 複雑な反応の取り扱い |
8 | 定常状態法、演習 |
9 | 反応機構の推定 |
10 | 速度定数の理論的扱いI |
11 | 〃 II |
12 | 連鎖反応,連鎖分岐反応 |
13 | 気相、液相反応の解析 |
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By:上智大学学事部学務課
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