2005年度上智大学シラバス

◆伝熱工学 - (後)
鈴木 隆
○講義概要
各種の熱機器の進歩に伴って、熱移動の速さに関する学問とそれを実際に技術面に活用する工学が省エネルギー時代の中でますます重要となっている。講義は身近にある熱移動を例として、熱の伝わり方、大きさ、速度などについての基本的事項を中心に行い、熱の流れを支配する因子について理解することを目的としている。
○評価方法
リアクションペーパー(30%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(40%)、中間試験(30%)
○テキスト
一色 尚次、北方直方『最新機械工学シリーズ7 伝熱工学(改訂・SI伴記)』 森北出版・1992
○必要な外国語
日本語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1授業の概要と熱移動の形態について
2熱伝導に関する基礎事項について
3平板の熱伝導について
4円管の熱伝導について
5平板の熱通過について
6円管の熱通過について
7非定常熱伝導の基礎式について
8非定常熱伝導の解法について
9中間試験
10熱交換器における熱移動について
11放熱フィンにおける熱移動について
12放射伝熱の基礎事項について
13演習
14期末試験

  

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