2005年度上智大学シラバス

◆メカトロニクスとエレクトロニクス - (前)
笹川 徹史、田中 衞、宮武 昌史、藤井 麻美子
○講義概要
メカトロニクス:機械工学の学生がメカトロニクスを学ぶ上で基礎となる事柄を学ぶ。主な項目は増幅回路、論理回路の基礎、センサー技術の紹介等である(笹川)。
エレクトロニクス:電気回路の基礎、電子回路の土台となる演算増幅器(オペアンプ)とその応用について講述する(田中)。電力用半導体を用いた電圧・電流・周波数の変換方法とモータの基本構成を学び、モータの制御方法やその応用例についても触れる(宮武)。生体計測、感電と安全対策について触れ、MEの基礎として、電気技術による手術・治療器(電気メス・がん治療器など)と最近の医療診断装置(X線CT、MRI、PETなど)の原理について講述する。
○評価方法
出席状況(15%)、授業参画(15%)、リアクションペーパー(15%)、レポート(15%)、前期学期末試験(授業期間中)(40%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1電子部品の基礎知識
2直流電源回路
3増幅回路の基礎
4論理回路の基礎
5シーケンス回路の設計
6センサー技術の紹介
7電気回路の基礎
8電子回路の基礎
9電力システムの基礎
10電力システムの応用
11生体計測、感電と安全対策
12最近の医療診断装置
13試験

  

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