○講義概要 |
信号やシステムを周波数領域に変換することにより,取り扱いが容易になったり見通しが良くなったりするため,演算子法は理工系の多くの分野において必要不可欠なツールである。ここでは,特に,フーリエ級数展開,フーリエ変換,ラプラス変換について説明を行う。また,講義の理解を深めるために原則として毎回簡単な演習を行う。
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○評価方法 |
前期学期末試験(定期試験期間中)(100%) 期末試験の結果に毎回行う演習の結果を考慮して決める。
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○テキスト |
田村捷利,武藤康彦,笹川徹史『システム制御のための数学』 コロナ社
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○授業計画 |
1 | 周期関数と高周波成分 |
2 | 線形空間の基底ベクトル |
3 | フーリエ級数展開の定義 |
4 | フーリエ級数展開の性質 |
5 | フーリエ級数展開の複素形式 |
6 | フーリエ変換 |
7 | フーリエ変換の性質 |
8 | δ関数とフーリエ変換 |
9 | フーリエ変換の応用 |
10 | ラプラス変換 |
11 | ラプラス変換の性質 |
12 | 微分方程式とラプラス変換 |
13 | 逆ラプラス変換 |
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By:上智大学学事部学務課
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