○講義概要 |
今日の機械技術者・研究者は設計ならびに製造において、生産性に加え、環境負荷性、リサイクル性も考慮しなければならない。その基礎となりうる物理化学について、我々の身近に存在する現象と関連付けながら、できるだけ平易に講義する。その内容は固体の熱力学、化学平衡、反応速度論、酸化還元反応である。
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○評価方法 |
出席状況(5%)、リアクションペーパー(10%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(85%)
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○授業計画 |
1 | 講義概要、身近な物理化学 |
2 | 熱力学 |
3 | 熱力学の第一法則 |
4 | エンタルピー、エントロピー、自由エネルギーの概念 |
5 | 熱力学の第二法則 |
6 | 化学エネルギー論 |
7 | 化学平衡とギブス自由エネルギー |
8 | 反応速度論 |
9 | 活性化エネルギーとアレニウス式 |
10 | 酸化還元反応(アノード反応とカソード反応) |
11 | 金属の腐食と酸化還元反応 |
12 | 表面反応学(化学結合と物理結合、表面自由エネルギー、ぬれ性、毛細管現象) |
13 | 表面現象(Youngの式、Dupreの式、分子間力) |
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By:上智大学学事部学務課
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