2005年度上智大学シラバス

◆中東イスラムの文化と芸術2 - (後)
小林 一枝
○科目サブタイトル
『アラビアン・ナイト』の国の美術史~イスラム美術入門~
○講義概要
この講義では、モスク建築や絨毯、アラベスクと呼ばれる文様など、 比較的日本人にも馴染み深いものから、 ガラス金属工芸、陶器、写本挿絵など一千年余に及ぶイスラーム世界の伝統的な美術作品を、『アラビアン・ナイト』の世界を通して紹介し、初めてイスラーム美術に接する初学者にも分かり易くその美術・文化史を解説するものである。後期は特に、絵画および絨毯の文様を中心とする、ペルシア美術史を論ずる。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(10%)、後期学期末試験(授業期間中)(80%)
学期末試験の内訳は、画像同定テスト(持込不可、30点)および教場レポート(持込可、50点)の予定である。また、度々、授業参画を確かめる意味でクイズ、小テストなどを実施する。
○テキスト
小林一枝『「アラビアン・ナイト」の国の美術史~イスラーム美術入門』 八坂書房 2004年
○参考書
『個々の参考文献は、その都度指示する。』
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1初回の授業時に詳しく説明する。

  

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