○講義概要 |
東南アジアに関する基礎知識を整理・確認した上で、下記の5つのテーマに則してこの地域の近現代史を検証していく。事例としてとりあげる国はビルマ、タイ、ベトナム、インドネシアの4か国であるが、そのほかの国々についても付随的に触れるつもりである。 (1)植民地支配とナショナリズム (2)日本占領期 (3)冷戦と東南アジア (4)開発主義の光と影 (5)民主化と人権
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○評価方法 |
授業参画(10%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(90%)
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○テキスト |
桐山昇、栗原浩英、根本敬『東南アジアの歴史−人・物・文化の交流史』 有斐閣・2003年 根本敬、田辺寿夫『ビルマ軍事政権とアウンサンスーチー』 角川書店(新書)・2003年
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション、東南アジアに関する基礎知識(1) |
2 | 東南アジアに関する基礎知識(2) |
3 | 東南アジアにおける植民地化の進行とその特徴 |
4 | 植民地支配とナショナリズムービルマの場合 |
5 | タイはいかにして植民地化の危機を乗り越えたか? |
6 | 日本占領期とその歴史的影響(1) |
7 | 日本占領期とその歴史的影響(2) |
8 | 東南アジア諸国独立の過程と諸問題 |
9 | 冷戦と東南アジアーベトナム戦争を中心に |
10 | 開発主義とその後(1)ーインドネシアの場合 |
11 | 開発主義とその後(2)ータイの場合 |
12 | 民主化と人権ービルマの場合(軍政の論理とアウンサンスーチーの思想) |
13 | 総合討論 |
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By:上智大学学事部学務課
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