2005年度上智大学シラバス

◆東南アジア史A(前近代)2 - (後)
桜井 由躬雄
○講義概要
東南アジアはインド洋と太平洋をつなく通路として,金,香料,原料品などを供給し,何世紀にもわたって交易上の魅力ある中心地域である。アンコール・ワットやボロブドゥールは,創意と配列の美しさから,インドでも肩を並べるものがないほど東南アジア的であり,また,フエの帝王の墳墓は樹木の茂みの下にあって,北京のそれには見られないほど深遠な調和を保っている。
○評価方法
ゼミ論を提出。ゼミ論作成の指導も併せて行なう。
○テキスト
石澤良昭・生田滋共著『東南アジアの伝統と発展(世界の歴史第13巻)』 中央公論新社
○参考書
山崎元一・石澤良昭編著『世界歴史第6巻(岩波講座)―南アジア・東南アジア世界』岩波書店
石澤良昭編著『東南アジア古代国家の成立と展開(岩波講座東南アジア史第2巻)』岩波書店
石澤良昭『アンコールからのメッセージ』山川出版
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1東南アジア旧体制の凋落
2   〃 〃
3王権、生産、交易ネットワーク
4   〃 〃
5   〃 〃
6大航海時代の島嶼部
7   〃 〃
8   〃 〃
9東南アジア商業の時代
10   〃 〃
11ヨーロッパ人の東南アジア来航
12   〃 〃
13   〃 〃
14   〃 〃

  

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