2005年度上智大学シラバス

◆東南アジアの国際関係1 - (前)
末廣 昭
○講義概要
前期は東南アジア諸国をとりまく国際環境,政治経済の動き,日本のアジア関与の3つの切り口に,重要なテーマごとに講義を進める。
○評価方法
出席状況。前期はレポート提出。後期は課題に対する報告とその内容を判定基準とする。
○テキスト
谷口誠『東南アジア共同体―経済統合のゆくえと日本』 岩波書店、2004年
末廣昭『進化する多国籍企業―いま,アジアでなにが起きているのか?』 岩波書店、2005年
○参考書
末廣昭・山影進編『アジア政治経済論―アジアの中の日本をめざして』NTT出版、2001年
吉田文彦『<人間の安全保障>戦略―平和と開発のパラダイムシフトをめざして
(新世界事情シリーズ)』岩波書店、2004年
松岡完『20世紀の国際政治 改定増補版』同文館出版、2005年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1授業のガイダンス:関心、視点、対象
2「東アジア共同体」という考え方
3日本の対アジア戦略:世界経済白書と通商白書
4アジア化するアジアと日本(1)貿易と投資
5アジア化するアジアと日本(2)企業の活動
6日本の対アジア政策(1)1950年代~60年代
7日本の対アジア政策(2)1970年代
8日本の対アジア政策(3)プラザ合意以後
9日本の対アジア政策(4)アジア通貨危機
10日本の対アジア政策(5)新ODA大綱と経済協力
11日本とタイの経済関係(1)歴史的関係
12日本とタイの経済関係(2)パートナーシップへの道
13日本とアジアの関係をどう捉えるのか?

  

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