2005年度上智大学シラバス

◆言語学史Ⅰ - (前)
高橋 由美子
○講義概要
まずはじめに伝統文法、ロマン派言語学、青年文法学派について、その時代的背景と基本概念を概説する。その後、ソシュール、イェルムスレウ、サピア、ブルームフィールド等が提出した理論的枠組みの検討を通じて、科学としての現代言語学成立の過程をたどりたい。
○評価方法
出席状況(10%)、前期学期末試験(授業期間中)(90%)
○参考書
興津達朗『言語学史』大修館 1976年
F.P.ディニーン『一般言語学』大修館 1973年
R.H.Robins『A Short History of Linguistics』Longman 1990
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1イントロダクション
2ギリシャの言語研究
3ローマの言語研究
4中世の言語研究
5ルネッサンスおよびその後の言語研究
619世紀の比較言語学
7ソシュールとジュネーブ学派
8プラハ学派
9コペンハーゲン学派
10アメリカ学派
11ロンドン学派
12まとめ(2005年度前期)
13試験

  

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