2005年度上智大学シラバス

◆ブラジル政治論 - (前)
子安 昭子
○講義概要
現代ブラジル政治の流れ(ヴァルガスからルーラまで)をつかむとともに,依然として民主政治の定着という点からは様々な問題点を抱えるブラジル政治システム(政党,選挙,行政府と立法府の関係,地方と中央の関係など)について理解を深める。
○評価方法
出席状況、前期学期末試験(授業期間中)
出席および期末テストによる総合的評価。
○テキスト
『とくに使用しない。授業用でレジメ,資料等を配布。』
○参考書
堀坂浩太郎編『ブラジル新時代―変革の軌跡と労働者党政権の挑戦』勁草書房
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
14/16 授業のすすめ方/イントロダクション
24/23 現代政治の流れ(1) 共和政から1930年革命
35/7 〃(2) 1930年革命とヴァルガス時代
45/14 〃(3) 戦後ポピュリズムと軍事政権
55/21 〃(4) 軍政から民政へ
65/28 再民主化後の政権の特徴(サルネイ/コロル/イタマル・フランコ)
76/4 〃(カルドーゾ)
86/11 政治システムをめぐる論点(1) (政党システムと選挙)
96/18 〃(2) (地方対中央)
106/25 〃(3) (行政府対立法府)
117/2 ルーラ労働者党政権の政治(1)
127/9 〃(2)
137/16 期末テスト

  

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