◆ロシア・ユーラシアの国際関係B-2 - (後)
|
末澤 恵美
|
○講義概要 |
この授業では、中・東欧諸国(ポーランド、ハンガリー、チェコ、スロヴァキア、ルーマニア、旧ユーゴスラヴィア、ブルガリア、アルバニアなど)の内政・外交について講義する。中・東欧の数カ国はすでにEUに加盟したが、かつて社会主義体制にあり冷戦下でソ連の同盟国であったという特殊な事情から、現代政治を中心にしながらも、過去15年の体制転換期を含め、EU・NATO加盟をめざす歴史的背景や民族問題など、幅広く扱いたい。
|
○評価方法 |
出席状況(50%)、レポート(50%)
|
○参考書 |
百瀬宏、柴理子、今井淳子、高橋和『東欧 国際情勢ベーシックシリーズ』自由国民社、2001年 木戸蓊『激動の東欧史 -戦後政権崩壊の背景-』中公新書、1990年 堀武昭『東欧の解体 中欧の再生』新潮選書、2000年
|
○授業計画 |
1 | 「東欧」とは |
2 | 社会主義体制下の東欧諸国 |
3 | 冷戦と東欧 |
4 | 東欧革命① |
5 | 東欧革命② |
6 | EU加盟への道 |
7 | EU拡大のインパクト |
8 | NATOの東方拡大 |
9 | 中・東欧の民族問題①中・東欧のマイノリティ |
10 | 中・東欧の民族問題②ユーゴスラヴィア内戦 |
11 | 中・東欧の民族問題③ユーゴスラヴィア内戦 |
12 | 中・東欧の民族問題④コソヴォ危機と国際社会 |
13 | 中・東欧の今後 |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|