2005年度上智大学シラバス

◆ロシア芸術(音楽)A-2 - (後)
一柳 富美子
○講義概要
前期に引き続き、ロシア音楽文化を概観する。ポスト・国民楽派からペレストロイカ以降の現代音楽までを扱う。講義の性格上、ヨーロッパ音楽史やロシア芸術の他ジャンル(美術・バレエ等)にも言及する。毎回、映像・音声資料を豊富に鑑賞、ロシア音楽学の最新情報も随時紹介する。初回の授業でガイダンスを行うので、受講者は必ず出席すること。
○評価方法
①毎回リアクションペーパーを課し、評点を出す。
②試験期間に記述試験を実施。①②の合計点で評価する。
○テキスト
プリント使用
○参考書
授業中に指示する。
○必要な外国語
初級ロシア語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
110/5  チャイコーフスキイの活躍:室内楽から管弦楽まで歌劇まで
210/12 ロシア音楽の西欧化とバレエ音楽―チャイコーフスキイの功績
310/19 ベリャーエフ・グループの作曲家たち~グラズノーフを中心に~
410/26 続・ベリャーエフ・グループ
511/9  「ロシアのショパン」スクリャービン
611/16 20世紀最大のピアニスト・ラフマーニノフ
711/30 ヂャーギレフとロシアバレエ団
812/7  ストラヴィーンスキイと舞台音楽
912/14 新生ソ連とロシア・アヴァンギャルドの音楽
1012/21 ソ連時代概観
111/11  巨匠・プロコーフィエフの音楽
121/18  芸術家たちの抵抗―ショスタコーヴィチの場合
131/20  現代音楽の索引者たち―デニーソフ、グバイドゥーリナ、シニートケ
14後期試験

  

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