○講義概要 |
民主化後のラテンアメリカ社会が抱える諸問題の中から、貧困・紛争・人権問題などを取り上げて考察する。これらの理解に必要な概念を整理したのち、具体的な事例において各問題に対する政府、NGO,国際機関、そして人々の取り組みを紹介する。受講者は、前期「ラ米政治社会概論1」を受講済みであることを原則とする。
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○評価方法 |
リアクションペーパー(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(80%)
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○参考書 |
加茂雄三ほか『ラテンアメリカ』自由国民社 1999年 小池洋一ほか編『図説ラテンアメリカ』日本評論社 1999年 松下洋・乗 浩子編『ラテンアメリカ 政治と社会』新評論 2004年
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○授業計画 |
1 | イントロダクション、今日のラテンアメリカを鳥瞰する |
2 | 貧困問題(1)指標と政府のとりくみ |
3 | 社会開発論とコミュニティ参加、NGOの役割 |
4 | 社会開発論とジェンダー |
5 | 貧困問題(2)都市貧困居住区の事例 |
6 | 子どもの問題(1)ストリートチルドレン |
7 | 子どもの問題(2)ノンフォーマル教育 |
8 | 麻薬問題:コロンビア |
9 | 現代の政治暴力 |
10 | 国際・国内避難民問題 |
11 | 人権問題(1)民主化後の軍民関係 |
12 | 人権問題(2)先住民運動 |
13 | 紛争地域における人々の取り組み |
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By:上智大学学事部学務課
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