2005年度上智大学シラバス

◆演習(フランス文学) - (通)
高井 道夫
○講義概要
プルースト以後,今日にいたるフランス文学批判の歴史を,物語論,構造分析論,テマティク批評,精神分析批評など,様々な批評の方法論を代表する批評家のテクストを読みながら跡づけ,現代の文学批評のもつ諸問題について考える。
○評価方法
出席状況、授業参画、レポート
ゼミ論文とゼミへの参加度によって評価する。
○テキスト
『プリントを配布する。』
○参考書
『開講時に参考書目録を配布する。』
○必要な外国語
上級フランス語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1現代批評のめざすもの
2ロラン・バルトと自立するテキスト
3テーマ批評の先駆者・ガストン・バシュラール
4バシュラールの方法論
5バシュラールと5つの元素
6ジョルジュ・プーレの方法論
7プーレと時間
8ジャン・ピエール・リシャールの方法論
9リシャールと五感の文学
10ジャン・ルーセの方法論
11ジャン・ルーセ:形式から本質へ
12スタロバンスキーの方法論
13スタロバンスキーと視線
14精神分析と批評
15シャルル・モーロンの方法論
16ジャン・ポール・ウェベールの方法論
17ジャン・ベルマン・ノエルの方法論
18ロラン・バルトの方法論
19ブルデュー社会学と批評
20映画を批評する
21ゼミ論の中間発表
22   〃
23   〃
24   〃

  

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