◆ヨーロッパ統合の政治と経済2 - (後)
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若林 広
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○講義概要 |
本講では,欧州統合の政治・経済的側面について多角的な考察を加える。前期(1)では,EC設立前から現在までの欧州統合の歴史的展開,ローマ条約等の基本条約の分析とEU法,主要機関の構造・機能とその相互関係,政策決定過程,国際統合・経済統合理論等,後期(2)では農業・通貨・地域開発・漁業等の主要経済政策,対外関係,これまでの拡大の展開と次期拡大の展望,欧州憲法と欧州の将来像等の検討を予定している。
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○評価方法 |
基本的に授業出席と学期末の筆記試験の結果による。
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○参考書 |
田中俊郎『EUの政治』岩波書店 宮島喬・羽場久泣子(編)『ヨーロッパ統合のゆくえ』人文書院 鴨武彦『ヨーロッパ統合』日本放送出版協会
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○授業計画 |
1 | ヨーロッパ統合の基本原理(1)―経済統合から政治統合へ― |
2 | ヨーロッパ統合の基本原理(2)―サブシディアリティー、アキ、多段階統合等々― |
3 | 共通農業政策(1) |
4 | 共通農業政策(2) |
5 | 通貨統合(1) |
6 | 通貨統合(2) |
7 | 地域政策 |
8 | 共通漁業政策 |
9 | 対外関係の展開と拡大の歴史(1) |
10 | 対外関係の展開と拡大の歴史(2) |
11 | 次期拡大の挑戦と機構改革 |
12 | 欧州憲法と新たな統合原理の模索 |
13 | ヨーロッパ統合の基本原理(1)―経済統合から政治統合へ― |
14 | ヨーロッパ統合の基本原理(2)―サブシディアリティー、アキ、多段階統合等々― |
15 | 共通農業政策(1) |
16 | 共通農業政策(2) |
17 | 通貨統合(1) |
18 | 通貨統合(2) |
19 | 地域政策 |
20 | 予備日(ヨーロッパにおける国際統合と地方分権化の矛盾の克服) |
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By:上智大学学事部学務課
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