2005年度上智大学シラバス

◆日仏文化交流史1 - (前)
澤 護
○講義概要
幕末より明治33年(1900)頃までの日仏の交流を、政治、外交、宗教、軍事、文学、通信、交通などのあらゆる分野から講義する。さらに、この間において明治政府の招きのより来日した約300名ものフランス人技術者たちが、日本でどのような役割をはたし、どう影響を与えたかを展望する。
○評価方法
出席状況(30%)、レポート(70%)
通年で履修することが望ましいが、前期のみの場合は上記の割合。後期は授業中の発表とレポートを合わせて70%
○テキスト
仏文によるプリントを使用
○参考書
授業中にその都度指示をする。
○必要な外国語
中級以上のフランス語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1講義概要の説明ならびに評価基準の説明。
21600年代にフランスに寄港した日本人。プロヴァンサル語文を使用。
3           〃
41600年代に来日したフランス人とカトリック教。
5           〃
6日本におけるフランス語学習の発端とその流れ。
7           〃
8日仏修好条約の締結と外交
9明治20年以前におけるフランス文学の翻訳詳細。
10           〃
11幕末時におけるフランス人死傷事件とその影響。
12池田筑後守の渡仏事情
13徳川昭武のフランス万博への出席
14「神戸事件」と「堺事件」にみる日仏の対応。
15お雇いフランス人の日本での活動。

  

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