○講義概要 |
国民国家フランスの変容がいわれる今日,その実態はいかなるものであろうか。ヨーロッパ統合の影響,移民人口の増大を初めとする社会の異質性の増大,再び活性化した地方分権化問題などフランス政治は大きな変動の波に晒されている。関連資料を読みながら考えていきたい。フランス政治研究1の履修が望ましい。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(80%)
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○参考書 |
泉邦寿・中村雅治編著『新・地域研究のすすめ(フランス語圏編)』上智大学フランス語学科、2004年 『開講時に文献リストを配布する。』
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○授業計画 |
1 | イントロダクション:国民国家フランスの現在 |
2 | フランス国家の成立 |
3 | 中央集権体制と地方分権(1) |
4 | 中央集権体制と地方分権(2) |
5 | フランス革命と人権宣言 |
6 | 革命の理念に基づく国民形成 |
7 | 第3共和制期の公教育 |
8 | フランス国民の成立 |
9 | 戦後のヨーロッパとフランス国家 |
10 | フランス政治のヨーロッパ化 |
11 | フランス社会の変容(1) |
12 | フランス社会の変容(2) |
13 | グローバル化とフランス・ヨーロッパ |
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By:上智大学学事部学務課
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