2005年度上智大学シラバス

◆産業社会学Ⅰ - (前)
細萱伸子
○講義概要
産業社会学は、産業化プロセスでの個人やさまざまなレベルでの社会集団の関係のあり方について検討するものである。本講義では、産業構造の変動と、職業生活における個人、組織、全体社会の関係のうち、全体社会と組織の関係について理解することを目的とする。まず、産業化論を整理し、その理解に必要な社会学的知識を補足する。さらに、産業化が社会と生活に与えた影響を複数のテーマについて検討する。
○評価方法
期末試験の成績、小レポートの提出などを通じて示される授業への参加態度を総合して評価する。
○テキスト
『授業中に指示する』
○他学部・他学科生の受講

○ホームページURL
http://pweb.cc.sophia.ac.jp/~n-hosoga/
○授業計画
1オリエンテーション
2社会学の基本
3産業化概念と定義
4産業化の前提と随伴的結果-合理性と官僚制化
5インダストリアリズムの論理
6産業化の国際比較:多元的インダストリアリズムとエリートの戦略
7趨勢命題
8日本の産業化と階層変動
9労使関係:企業内労働組合
10コーポラティズム:収斂の終焉
11日本のコーポラティズム
12日本のデュアリズム

  

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