○講義概要 |
産業社会学は、産業化プロセスでの個人やさまざまなレベルでの社会集団の関係のあり方について検討するものである。本講義では、産業構造の変動と、職業生活における個人、組織、全体社会の関係のうち、全体社会と組織の関係について理解することを目的とする。まず、産業化論を整理し、その理解に必要な社会学的知識を補足する。さらに、産業化が社会と生活に与えた影響を複数のテーマについて検討する。
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○評価方法 |
期末試験の成績、小レポートの提出などを通じて示される授業への参加態度を総合して評価する。
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション |
2 | 社会学の基本 |
3 | 産業化概念と定義 |
4 | 産業化の前提と随伴的結果-合理性と官僚制化 |
5 | インダストリアリズムの論理 |
6 | 産業化の国際比較:多元的インダストリアリズムとエリートの戦略 |
7 | 趨勢命題 |
8 | 日本の産業化と階層変動 |
9 | 労使関係:企業内労働組合 |
10 | コーポラティズム:収斂の終焉 |
11 | 日本のコーポラティズム |
12 | 日本のデュアリズム |
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By:上智大学学事部学務課
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