2005年度上智大学シラバス

◆数理ファイナンスⅠ - (前)
津野義道
○講義概要
証券市場の離散モデルに関する考察を行う。離散モデルとは、将来に生起するであろう状況を有限個の事象とその確率に制限し、時間も t=0(現在), t=2, ...
という離散時間を考えることを意味する。このような証券市場モデルにおいて、無裁定条件の定式化、無裁定条件による金融派生商品(デリバティブ)の価格評価を検討する。行列の知識(線形経済数学)を学んでいることを前提として講義を行う。
○評価方法
出席状況、リアクションペーパー、前期学期末試験(定期試験期間中)(95%)
○テキスト
津野義道『ファイナンスの数理入門』 共立出版
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1証券市場とは
2以下の進行は受講生の反応を考えながら進める。

  

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