○講義概要 |
この演習(環境法)の方針は,世界と日本で重要な課題になっているテーマを取り上げ,環境法の現状を明らかにし,今後の課題とあり方を検討する。今年は,環境再生・復元,人間と自然の共存,及び循環型社会の形成と環境法の役割を重視する。進め方は,報告者各自の調査・研究に基づく報告により進める。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(70%)、レポート(20%) 授業中の報告と討論への参加状況,ゼミ論文などを総合して判断する。
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○テキスト |
『毎回,テーマにふさわしい文献・資料を指示する。』
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○授業計画 |
1 | 演習の進め方、報告者の割当て。 |
2 | 環境基本法,環境基本計画、循環基本計画 |
3 | 生物多様性保全の国家戦略 |
4 | 渡り鳥条約、鳥獣保護狩猟法、天然記念物 |
5 | 環境再生と野生生物(里地・里山の保全、移動性種の条約) |
6 | 環境影響評価法、戦略的環境影響評価制度 |
7 | 野生生物生息地の保護(自然公園法、自然環境保全法など) |
8 | 自然再生推進法、河川法と河川生態系 |
9 | 湿地の保全(ラムサール条約、日本の湿地) |
10 | 循環社会の法 |
11 | 環境行政訴訟(1) |
12 | 環境行政訴訟(2) |
13 | 環境教育推進法 |
14 | 世界の大都市と環境・緑地 |
15 | 東京の地球温暖化防止、環境 |
16 | 東京の自然環境 |
17 | 企業活動と環境保全 |
18 | 多国籍企業と環境汚染、廃棄物の越境移動 |
19 | 侵略的外来生物規制法の課題 |
20 | 絶滅危惧種の保護(種の保存法、サイテス) |
21 | 酸性雨対策と法(欧米とアジア) |
22 | 環境民事訴訟(1) |
23 | 環境民事訴訟(2) |
24 | 地球温暖化防止(京都議定書) |
25 | 再生可能なエネルギー・環境税と日本の課題 |
26 | 持続可能な社会の法原則・環境法の原側 |
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By:上智大学学事部学務課
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