○講義概要 |
現代社会は規制が網の目のように張り巡らされている.なぜ規制は存在するのだろうか?日本政府は規制緩和を断行しようとしているが,その進展は緩慢だと批判されている.なぜ規制緩和は難しいのだろうか?そもそも,どのような規制がなぜ望ましいのだろうか?逆に規制を撤廃すべきとする根拠は何だろうか?これらの問いに対して,自由主義的発想とそれへの批判を対比させながら政治学的に分析する.
*受講生はHPからシラバスをダウンロードしてください。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、リアクションペーパー(40%)、レポート(50%)
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○授業計画 |
1 | はじめに:政治とは何か |
2 | 政府と市場 |
3 | 規制の政治過程 |
4 | 規制の国際比較 |
5 | 規制緩和の政治過程:日本の事例 |
6 | 民営化という発想 |
7 | 市場と自由:新自由主義 |
8 | 自由に生きるとは |
9 | 政治の領域 |
10 | 行政と市民:代理人問題 |
11 | 社会的規制 |
12 | 環境規制とグローバル・ガバナンス |
13 | グローバリゼーションと国内規制 |
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By:上智大学学事部学務課
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