○講義概要 |
この講義では,第1に,世界の絶滅のおそれのある種の現状を分析し,保護地域の指定や諸外国での具体例を紹介する。第2に,日本の自然保護法の全体を説明する。第3に,野生生物保護の条約,外国法と具体例を検討し,わが国の制度と比較しながら,生態系保護のあり方を考える。
|
○評価方法 |
前期学期末試験(定期試験期間中)(100%) 試験による。
|
○テキスト |
坂口洋一『循環共存型社会の環境法(注):本講義では、本書の前半部分(1~112頁まで)を使用する。』 青木書店、2002年。
|
○授業計画 |
1 | 世界と日本の絶滅危惧種 |
2 | 森林生態系の保全と法(熱帯雨林と日本) |
3 | 鳥獣保護法 |
4 | 種の保存法 |
5 | 湿地生態系の保全と法 |
6 | 文化財保護法 |
7 | 野生生物の国際的保護(ボン条約・サイテス等) |
8 | 河川生態系の保全と法 |
9 | ヨーロッパと日本の自然保護法 |
10 | 米国の自然保護法 |
11 | 里山里地の保全 |
12 | 自然と人間の共存のあり方 |
13 | 生態系保全の法原則 |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|