2005年度上智大学シラバス

◆演習Ⅰ - (前)
岡知史
○科目サブタイトル
支えあう形を探る(当事者の力)
○講義概要
人と人とは支えあえるのか。支えあえるとしたら、どのような形でそれが可能なのか。それがこのゼミのテーマです。現代の社会では近隣社会は崩壊し、親族の助け合いも減ることで、人々はますます孤立し、その孤独はいっそう深くなっているようです。しかし、そのなかにあっても病気や障害などのために生きることが難しくなっている人々が手をとりあい、支えあうネットワークが広がっています。それは自助グループ、当事者組織等の名称で呼ばれている市民運動です。このゼミでは、この市民運動の担い手たちに来ていただき、一方で、その生活の具体的な問題や市民グループの運営方法について文献などで学びます。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション
2セルフヘルプグループについての学習1
3セルフヘルプグループについての学習2
4グループAのケーススタディ
5グループAの当事者の話を聴く
6グループBのケーススタディ
7グループBの当事者の話を聴く
8グループCのケーススタディ
9グループCの当事者の話を聴く
10グループDのケーススタディ
11グループDの当事者の話を聴く
12まとめ
13フィードバック

  

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