1 | 国・自治体関係 地方自治のあり方は、国・自治体関係によって左右される。わが国の特色を制度論的に解説する。 |
2 | 分権改革と市町村合併 国・自治体関係を大きく変化させつつある動きを、三位一体改革を含む分権改革と「平成の大合併」から捉え、解説する。 |
3 | 自治体の政府形態 わが国の地方自治が、二層制(広域と基礎)と二元的代表制(首長と議会)という政府形態をとっている意味を解説する。 |
4 | 少子高齢化と自治体の再編 都市型社会論では捉えられない少子高齢社会の特色と、それにて機能していくための自治体活動の再編成の動向を概観する。 |
5 | 自治体の能力 予算減分時代のおける政策の評価と精選、少数先鋭主義による行政執行の必要性を、具体的事例で解説する。 |
6 | 自治体ガバナンス 条例制定と政策法務、NPMと市場化テスト、指定管理者制度など、変化する自治体の行政管理手法を解説する。 |
7 | 住民協働 地域住民やNPOなど民間機関による「協働」活動を、自治体との分業体制の再編という視点から解説する。 |
8 | 参加と公開 既に一般化した、自治体の政策展開への住民の参加とその前提となる情報の公開の実態について解説する。 |
9 | 自治体職員論 地方公務員制度、任用(採用・配置・昇任・退職)、管理職の機能などの解説を通して、自治体職員の人材育成について論ずる。 |
10 | 公選職の経営能力 首長と議会という代表機関が果たす責務と課題について、危機管理を含め全般的に解説する。 |
11 | 注意 上記の授業計画は、場合によれば2週にわたることがある。 |