○講義概要 |
児童福祉について、基礎的並びに専門的に重要な点について学んでいく。具体的には、児童福祉の理念、目的、定義、子どもという時期の意義とその年齢・範囲、子どもの権利・義務・責任、児童福祉にかかわる制度とサービスの体系子育てに関する私的責任・社会的責任・公的責任、子育て支援・次世代育成支援、ウェルフェアとウェルビーイングの両立などについてふれる。単なる知識として必要なことは、多くのテキストに共通に述べられているので、本講義では、児童福祉の理念と実践を考える視点に立って受講してほしい。
|
○評価方法 |
出席状況(20%)、レポート(60%)、小テスト等(20%)
|
○参考書 |
網野武博『児童福祉学:子ども主体への学際的アプローチ』中央法規出版 網野武博・杤尾 勲・才村 純(編)『新・社会福祉学習双書:児童福祉論』全国社会福祉協議会
|
○授業計画 |
1 | 児童福祉の理念と概念 |
2 | 児童という時期①:メジャーとマイナーという宿命、子ども観 |
3 | 児童という時期②:児童・子どもとは何か、その特質、年齢、範囲 児童の権利・義務・責任①:人間としての権利、義務 |
4 | 児童の権利・義務・責任②:児童としての権利・義務 受動的権利・能動的権利 |
5 | 児童の権利に関する条約① |
6 | 児童の権利に関する条約② |
7 | 生物的親・心理的親と親権者・保護者の養育責任 |
8 | 社会的と社会の養育責任、児童の公的責任・公的権限 |
9 | 児童福祉の内容・領域とサービス体系 |
10 | 児童福祉の法制度① |
11 | 児童福祉の法制度② |
12 | 児童福祉ケアワーク・ソーシャルワーク① |
13 | 児童福祉ケアワーク・ソーシャルワーク② |
14 | 児童福祉におけるウェルフェアとウェルビーイングの両立 |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|