2005年度上智大学シラバス

◆社会福祉倫理学 - (後)
栃本一三郎(コーディネータ)
○講義概要
社会福祉を学ぶ上で、また福祉の専門職業人として必要とされる社会倫理、およびそれに関連する理論、考え方を学ぶ。社会福祉を学ぶ上で必要とされるのは、専門職業倫理だけではない。社会福祉と倫理との関係は非常に密接であるが、専門職倫理について学ぶだけではなく、福祉実践において判断を迫られた時、どのように決断すべきかという際に基準となる倫理、社会政策(社会福祉、所得保障、医療保障、労働政策)などの政策・制度における判断基準となる公平、公正、分配的正義といった基準、さらに社会福祉の歴史の中で有力な考え方となったさまざまな哲学、道徳論についても言及する。カトリック社会倫理やプロテスタント社会倫理、さらにバイオエシックスや医療倫理についても学んでいく。学科内外の教員の協力をえて上記の項目を講義してい?
○評価方法
出席状況(20%)、リアクションペーパー(25%)、レポート(35%)、小テスト等(20%)
未定
○参考書
グレゴリー・E・ペンス『医療倫理(1)、および(2)』みすず書房。2000年
加藤尚武(編)『医療倫理学を学ぶ人のために』世界思想社。1998年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1初回授業でスケジュールを示す

  

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