2005年度上智大学シラバス

◆大衆文化論 - (通)
植田康夫
○講義概要
「大衆」あるいは「大衆文化」という概念がどのような意味を持っているかを明らかにし、知的エリート文化に対立する形で大衆的な文化がどのように成立したかを、まず論じる。これを踏まえて、「大衆文化」にはどのようなジャンルがあるかを考察し、それらの「大衆文化」が果たす役割について論じる。具体的には、大衆文学、マンガ、大衆的な音楽、芸能などをとりあげ、それらがメディアとどのように関係してきたかを指摘し、「大衆文化」のあり方についてもふれるが、ビデオ映像なども使用する。
○評価方法
出席状況(20%)、レポート(20%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
○参考書
『講義の中で紹介する。』
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1「大衆」と「大衆文化」の概念
2     〃
3     〃
4「大衆文化」のジャンル
5     〃
6大衆文学の成立
7     〃
8     〃
9少年向け大衆文学と児童文学
10     〃
11「少年倶楽部」という雑誌
12     〃
13     〃
14「赤い鳥」という雑誌
15     〃
16「大衆文化」としてのマンガ
17     〃
18     〃
19「大衆文化」としての音楽
20     〃
21     〃
22「大衆文化」としての芸能
23     〃
24「大衆文化」とメディアの関係
25     〃
26「大衆文化」の現在と未来

  

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