2005年度上智大学シラバス

◆ジャーナリズムの現在 - (通)
音好宏(代表)
○講義概要
今日のジャーナリズム状況を多角的に検証する。前期は、「新聞ジャーナリズムの未来」をテーマに、新聞というメディアが現在抱えている課題を論ずることで、その将来のあり方を探る。後期は事例研究として、いくつかのニュース事例について、取材のありようや問題点を検証する。授業は現場のジャーナリストらを講師に、輪講形式で行う。
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画、リアクションペーパー、レポート、後期学期末試験(定期試験期間中)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1ガイダンス
新聞が直面していること 朝日新聞総研本部長 村松泰雄
2メディアのなかの新聞媒体力
朝日新聞編集委員 「報道ステーション」コメンテーター 加藤千洋
3新聞はどう読まれているか
ビデオリサーチ 布川英二
4オピニオン形成と新聞
朝日新聞論説副主幹 荻野博司
5地域ジャーナリズムの役割
信濃毎日新聞主筆 中馬清福
6キャンペーン報道・調査報道に何ができるか①
北海道新聞報道本部 高田昌幸
7キャンペーン報道・調査報道に何ができるのか②
高知新聞編集局 報道センター長 中平雅彦
8新聞は取材対象とどう向き合うか①
朝日新聞生活部長 坂本弘子
9新聞は取材対象とどう向き合うか②
朝日新聞「報道と人権」事務局長 津山昭英
10インターネットは新聞をどう変えるのか~メディア融合と新聞
東京新聞編集委員 水野泰志
11フリーペーパーは新聞に何をもたらすのか
「東京ヘッドライン」元編集長 中山清美
12海外から見た日本の新聞力
フランス大使館広報部長 イブ・カルモナ
13新聞と公共性の未来
朝日新聞編集局長 吉田慎一

  

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