2005年度上智大学シラバス

◆フランス美術史Ⅱb - (後)
吉村和明
○講義概要
前期に続いて、第2帝政から第3共和制まで、19世紀後半のフランスにおけるイメージの歴史をたどる。ナポレオン3世の都市改造、パリ・コミューン、世紀末の大衆文化などといった社会の移りゆきと関連づけながら、印象派とマネ、後期/新印象派、アール・ヌーヴォーなどを見ていく。19世紀末の映画の誕生を一つの区切りと考え、そこにいたるまでの19世紀の視覚的体験の変容をあとづけてみたい。
前期と同じく、エクスポゼ(口頭発表)が授業の基本となる。積極的な参加を望む。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(20%)、リアクションペーパー(10%)、レポート(60%)
○テキスト
『とくに指定しない。』
○参考書
『適宜指示する。』
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1初回に授業計画を説明する。

  

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