○科目サブタイトル |
第二次世界大戦前後のフランス小説
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○講義概要 |
1930年代から50年代までのフランス小説を、各時代の社会の流れをたどりながら読んでゆきます。前期は戦中まで、後期は戦後からヌーヴォーロマンの萌芽期までを扱います。激動する社会と「人間」に対する不信と危機感の高まりのなかで作家がどのような作品を生んでいったか、なるべく広い視野から多様な作家(マルロー、アルトー、セリーヌ、ジオノ、ヴェルコール、サルトル、ブルトン、バタイユ、ボスコ、ユルスナール、ブランショなど)を取り上げたいと思います。 受講生にはそれぞれの関心から作家や作品を選んで、自分がどう読むか、口頭発表してもらいます。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(15%)、レポート(25%)、前期学期末試験(授業期間中)(25%)、後期学期末試験(授業期間中)(25%) 上記の「授業参画」には口頭発表の評価を含みます。口頭発表は受講生の人数によっては一部レポートに代える場合もあります。
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○テキスト |
『 授業中にプリントを配布します。配布したプリントは、原則としてその次の授業まで入手可能としますので注意してください。』
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○参考書 |
饗庭孝男他『新版 フランス文学史』白水社・1992年 『 その他、適宜授業時間内に紹介します。』
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○授業計画 |
1 | 30年代から50年代までのフランスの社会の流れをたどりながら、各時期の代表的かつ多様な作品に触れてゆきます。実際にテキストにじかに触れることも重視するので、配布されたプリントについて予習が求められる場合もあります。 |
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By:上智大学学事部学務課
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