◆ドイツ文学特講Ⅶ(ロマン主義) - (通)
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佐藤朋之
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○講義概要 |
1800年前後のドイツで、一群の若ものたちが、同時代の啓蒙主義、合理主義、古典主義、そして政治的革命運動に反発し、あるいは強く惹きつけられながら、〈近代〉における新しい芸術と世界観をうみだすべく行動を開始した。彼らのさまざまな試みは、現代に至る芸術の大きな潮流を生みだしていくことになる。この授業では、文学を中心として、音楽など他のジャンルにもふれながら、ドイツ・ロマン派による新しい自我と芸術、世界像の構築の軌跡を追っていきたい。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、前期学期末試験(授業期間中)(30%)、後期学期末試験(授業期間中)(30%)、小テスト等(30%)
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○授業計画 |
1 | romantischとはなにか
(以下は授業で扱われるテーマで、それぞれの週の予定ではありません) |
2 | ロマン主義と哲学 |
3 | 歴史へのまなざし |
4 | RomanとMärchen |
5 | ロマン派のナショナリズム |
6 | 男性と女性のロマン主義 |
7 | ロマン主義と自然科学 |
8 | 音楽のロマン主義 |
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By:上智大学学事部学務課
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