2005年度上智大学シラバス

◆文献演習Ⅸ - (通)
中村朝子
○講義概要
Anna Seghersの小説『第七の十字架』を読む。作者の亡命中に執筆され、1947年にようやくドイツ語で出版されたこの小説は、強制収容所から脱出した七人の囚人の運命を描きながら、ナチス支配下のドイツの現実を克明に報告し、ファシズムに対する抵抗の闘争を浮き彫りにする。テクストは大部であるので、授業ではまずドイツ語による要約を読んだ上で、内容及び形式の両面から重要かつ特徴的と思われる箇所をいくつか抜粋したものを扱い、その全容に迫りたい。テクストを精読しつつ、できるだけテクストの理解を深めるために、充分な予習と授業内での活発な意見の発表が求められる。
○評価方法
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(20%)、後期学期末試験(授業期間中)(20%)
○テキスト
Anna Seghers『Das siebte Kreuz』 コピー配布
○参考書
河野富士夫/河野正子『アンナ・ゼーガースの文学』東洋出版 1997年
○必要な外国語
ドイツ語
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1導入(作品の成立状況、受容等について)
2導入(作者について)
3要約を読む
4要約を読む
5要約を読む
6抜粋を読む
7抜粋を読む
8抜粋を読む
9抜粋を読む
10抜粋を読む
11抜粋を読む
12抜粋を読む
13抜粋を読む
14抜粋を読む
15抜粋を読む
16抜粋を読む
17抜粋を読む
18抜粋を読む
19抜粋を読む
20抜粋を読む
21抜粋を読む
22抜粋を読む
23抜粋を読む
24抜粋を読む
25抜粋を読む
26抜粋を読む
27抜粋を読む
28抜粋を読む
29抜粋を読む
30試験

  

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