2005年度上智大学シラバス

◆国語科教育法Ⅲ - (前)
勝呂奏
○講義概要
「国語」の基礎は理解と表現にある。ここで理解とは〈聞く・読む〉であり,表現とは〈話す・書く〉ことである。この有機的関係を教授者と教受者との間に,どう構築してゆくかが最大の課題であり,そのためには理論が必要だろう。同時に,何よりも実践の重視されるのも確かなことである。両者を見据えながら,個々人の教授法を探りたい。
○評価方法
出席状況,模擬授業への取り組み,読書及び新授業案のレポート等によって総合的に判断する。
○テキスト
文部省『中学校学習指導要領 解説―国語編―』 東京書籍
○参考書
*必要に応じて指示する。
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1講義概要(ガイダンス・国語教育史など)
2中学校学習指導要領―国語―について
3理解と表現(1)「聞くこと」「話すこと」
4理解と表現(2)「読むこと」「書くこと」
5表現指導の実践(1)―「話すこと」「書くこと」
6表現指導の実践(2)―「話すこと」「書くこと」(助言と添削)
7表現指導の実践(3)―「話すこと」「書くこと」(助言と添削)
8教材研究と学習指導案の作成の仕方
9模擬授業(1)―説明的文章
10模擬授業(2)―文学的文章1
11模擬授業(3)―文学的文章2
12模擬授業(4)―古典の文章
13総括(補説)

  

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