2005年度上智大学シラバス

◆漢文学特講Ⅱb - (後)
長尾 直茂
○講義概要
中国の詩歌が日本において、どのように受容されたのかを概観することを目的とするが、本講義では江戸時代以降の受容を考察したい。具体的には、明・清に提唱された格調、神韻、性霊の三詩説を取り上げ、これらに関わる和漢の言説、あるいは作品を読み解いてゆくという方法をとる。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、レポート(50%)
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1詳細は、初回の授業時に説明するが、おおよその授業計画は以下の通り。
§1:江戸時代の漢詩文をめぐる情勢について
§2:格調説をめぐって
§3:神韻説をめぐって
§4:性霊説をめぐって
§5:まとめ

  

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