○講義概要 |
古風土記を取り挙げる。和銅六年(七一三年)の風土記撰進の詔によって、各国風土記が作られたが、現存するのは,『播磨』『常陸』『出雲』『肥前』『豊後』の五カ国と、『釈日本紀』『仙覚抄』等に引かれた諸国の逸文のみである。 この中,文学的見地から注目される風土記逸文の説話を取り挙げる。風土記逸文中には、浦島伝説をはじめ多くの文學的要素を有する説話が含まれている。順次読み進めながら、各自の問題意識を引き出すことに努めたい。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(20%)、リアクションペーパー(20%)、レポート(50%)
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○テキスト |
荊木美行『風土記逸文研究入門』 国書刊行会・一九九七年
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○授業計画 |
1 | 風土記概説 |
2 | 風土記逸文概説(『仙覚抄』と『釈日本紀』) |
3 | 西海道(九州)風土記 |
4 | 西海道(九州)風土記 |
5 | 西海道(九州)風土記 |
6 | 畿内諸国風土記 |
7 | 高志道・東山道諸国風土記 |
8 | 東海道諸国風土記 |
9 | 山陰道諸国風土記 |
10 | 山陰道諸国風土記 |
11 | 山陽道諸国風土記 |
12 | 南海道諸国風土記 |
13 | まとめ |
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By:上智大学学事部学務課
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