2005年度上智大学シラバス

◆心理学特殊講義Ⅳ(心理データ解析) - (前)
服部環
○科目サブタイトル
心理データ解析
○講義概要
 多変量データ解析法は調査・実験データを解析する手段として利用されることが多い。多変量データ解析法には多くの技法があるが、本講では、そうした中から、心理学の研究で利用される頻度が高い技法に焦点を当て、技法の理念・使用方法、使用例等を説明する。
 また、SASおよびSPSSを用いて演習を行い、出力の読み取り方法についても学ぶ。
○評価方法
出席状況(50%)、レポート(50%)
○テキスト
渡部 洋 編著『心理統計の技法』 福村出版 2002年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1心理データ解析の基礎
基本統計量(平均、分散、標準偏差、共分散、相関など)の学習・復習
2SAS/SPSS入門
3回帰分析と重回帰分析と数量化一類
4SAS/SPSSを用いた演習
5因子分析と主成分分析
6SAS/SPSSを用いた演習
7判別分析と数量化二類
8SAS/SPSSを用いた演習
9ロジスティック回帰分析
10SAS/SPSSを用いた演習
11古典的テスト理論(項目分析と尺度構成法)
12項目反応理論
13SAS/SPSSおよびその他のソフトウェアを用いた演習

  

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