2005年度上智大学シラバス

◆心理学研究法ⅢB(TAT) - (前)
藤田宗和
○講義概要
TATの講義,実習をとおして,心理検査のあり方,留意点について学ぶ.①投映技法におけるTATの性格,位置づけ,②人格に理解にどう役立つか,③実施法,④分析法,⑤解釈法を,前半は講義,後半は実習をとおして学習する.また,心理査定の理論的基盤,報告書の書き方についても学ぶ.
○評価方法
出席状況(20%)、授業参画(10%)、レポート(70%)
○テキスト
安香宏・藤田宗和編『臨床事例から学ぶTAT解釈の実際』 新曜社 1994
○参考書
坪内順子『『TATアナリシス-生きた人格診断』』垣内出版 1984
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1心理検査における投映法,TATの位置づけ
2TATとは何か(他の投映法と比較して)
3TATの理論
4TATの実施法
5TATの分析法(各カードの刺激特性,標準テーマ)
6TATの分析法(各カードの刺激特性,標準テーマ)
7TATの分析法(TATの情報分析枠:FIA;the Frame of Information Analysis)
8FIAによるケース分析,解釈
9FIAによるケース分析,解釈
10FIAによるケース分析,解釈
11FIAによるケース分析,解釈
12ケースレポートの書き方
13ケースレポートの書き方

  

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