○講義概要 |
時代が近代を抜けようとしている今日,学校教育について考えることは,子どもの学びや育ちにとって近代という時代がどういうものであったかを改めて確認することであり,その上に立ち,子育てをめぐって様々な水準におけるオルタナティブの可能性を構想し,あるいは実験的に試みることである。このようなモチーフの下,国内を中心に,現在進行中のさまざまな授業改革,学校改革の事例,そこにおける子どもの学びの質を検討し,それぞれをどのような意味での近代批判,あるいは近代を乗り越えようとする営みとして読み解くことができるのかを,カリキュラム論,教育方法論の立場から検討する。
|
○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(30%)、リアクションペーパー(20%)、レポート(30%)
|
○授業計画 |
1 | ゼミの進め方についてのガイダンス |
2 | 近代学校の特質と日本における成立・定着の過程 |
3 | 現場からの教育改革の諸動向:明治・大正期 |
4 | 現場からの教育改革の諸動向:昭和・平成 |
5 | グループによる課題研究中間報告と討論1 |
6 | グループによる課題研究中間報告と討論2 |
7 | グループによる課題研究中間報告と討論3 |
8 | グループによる課題研究中間報告と討論4 |
9 | グループによる課題研究中間報告と討論5 |
10 | グループによる課題研究中間報告と討論6 |
11 | グループによる課題研究中間報告と討論7 |
12 | 全体的討論と課題の整理 |
13 | 国際比較調査結果から見た日本の子どもの学力 |
14 | 教育課程実施状況調査から見た日本の子どもの学力 |
15 | 事例分析報告1(小学校) |
16 | 事例分析報告2(小学校) |
17 | 事例分析報告3(幼稚園) |
18 | 事例分析報告4(中学校) |
19 | グループによる課題研究最終報告と討論1 |
20 | グループによる課題研究最終報告と討論2 |
21 | グループによる課題研究最終報告と討論3 |
22 | グループによる課題研究最終報告と討論4 |
23 | グループによる課題研究最終報告と討論5 |
24 | グループによる課題研究最終報告と討論6 |
25 | グループによる課題研究最終報告と討論7 |
26 | 全体的討論とまとめ |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|