2005年度上智大学シラバス

◆認識論特殊問題 - (後)
大橋容一郎
○講義概要
カント『永遠の平和のために』をテキストとし、道徳性と適法性・政治性との関係について考えることを通じて、現代社会の平和問題を論じる基礎とする。
参加者は各自、カントの『永遠の平和のために(永遠平和論・永遠平和のために)』の日本語訳(版名は問わない)を用意すること。またできれば、ドイツ語原典や英語訳等を用意すること。
参加者の人数にもよるが、できればゼミ形式で行う。
○評価方法
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(50%)
○テキスト
カント『永遠平和のために』 岩波文庫(宇都宮芳明訳)
○参考書
大橋容一郎『情況別冊:カント没後200年
 小中学生にもわかるカント「永遠の平和のために」』情況出版、2004年
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1オリエンテーション、背景説明
2毎回の範囲は参加者と相談の上決定する
(以下同様)

  

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