2005年度上智大学シラバス

◆哲学演習Ⅱ(芸文)B - (後)
田中 裕
○講義概要
日本文学の伝統の中から,定家・心敬・宗祇・芭蕉・子規にいたるまでの和歌と連歌・俳諧・俳句にかんする基本的な文献を読みながら,日本の伝統的な詩学・歌学の可能性を考えます。
○評価方法
出席状況(10%)、授業参画(10%)、レポート(80%)
授業時間中に提出するレポートと演習を重視する。特に試験は行わない。
○テキスト
向井去来ほか『去来抄・三冊子・旅寝論』 岩波文庫
○参考書
心敬『ささめごと』プリントで配布
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1はじめに
2場所の詩学
3同上
4二条良基の連歌論を読む
5心敬の連歌論を読む
6同上
7芭蕉の俳諧について
8同上
9子規の俳句論を読む
10同上
11まとめ

  

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