○講義概要 |
「美学」の源泉的著作として常にその名が上げられるプラトンの『饗宴』と、プラトン哲学の形而上学的部分を発展させ後世の思想に大きな影響を与えたプロティノスの「美」についての文献を扱いつつ、「美とは何か」という原初的問いをめぐって思考していくことを狙いとする。
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○評価方法 |
出席状況(30%)、授業参画(30%)、レポート(40%) 毎時間に「予習レポート」の提出を義務づける。この提出なしには、出席と認めない。
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○テキスト |
プラトン『饗宴』 岩波文庫 プロティノス『エネアデス』 プリントにて配布
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○授業計画 |
1 | 授業内容、形式の説明。各回のレポーター分担を決める。 |
2 | 『饗宴』(1):§1-5. |
3 | 『饗宴』(2):§6-11. |
4 | 『饗宴』(3):12-18. |
5 | 『饗宴』(4):§19-23. |
6 | 『饗宴』(5):§24-29. |
7 | 『饗宴』(6):§30-39. |
8 | 『エネアデス』:「美について」. |
9 | 『エネアデス』「エロスについて」(1)::§1-5. |
10 | 同上(2):§6-9(及び終節). |
11 | 『エネアデス』「英知的な美について」:§1-7. |
12 | 同上:§8-13. |
13 | 予備日。 |
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By:上智大学学事部学務課
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