○講義概要 |
カントの『人倫の形而上学の基礎づけ(道徳形而上学原論)』(1785年)をゼミナール形式で読解する。カントの心術倫理は、功利主義倫理と並んで近代倫理の基礎であり、これを知らずして倫理学を語ることはできない。参加者は各自、日本語訳(版名は問わない)の他に、ドイツ語原典ないし英語訳を用意すること。 参加者には、全員毎回定型のレポートを提出してもらう。また、発表者と質問者を立てて、討議を行う。討議には積極的参加を求める。2週以上の連続欠席者およびレポート不提出者には単位を与えない。詳細については、第1回目のオリエンテーションで説明するので、上記書籍を持参すること。
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○評価方法 |
出席状況(25%)、授業参画(25%)、リアクションペーパー(50%)
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○テキスト |
イマヌエル・カント『人倫の形而上学の基礎づけ(道徳形而上学原論・道徳形而上学の基礎付け)』 岩波文庫、岩波カント全集、宇都宮芳明訳、理想社版カント全集等多数 Immanuel Kant『Grundlegung der Metaphysik der Sitten』 1785
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○授業計画 |
1 | オリエンテーション、背景説明等 |
2 | 毎回の範囲は参加者と協議の上決定する (以下同様) |
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By:上智大学学事部学務課
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