○講義概要 |
生命倫理や環境倫理のような実践的な諸問題を考察するためには,「自然」と人間との関わりを西洋や東洋の思想の源流にまで遡って理解することが必要である。この講義では,ギリシャやキリスト教の自然観の特質,近代自然科学を生み出した西洋近代の自然観,中国や日本の伝統的な自然観などを対比しつつ,自然哲学の諸問題を考えます。
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○評価方法 |
出席状況(10%)、授業参画(10%)、レポート(80%) 授業時間中に提出するレポートと演習を重視する。特に試験は行わない。
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○テキスト |
ホワイトヘッド『科学と近代世界』 松籟社
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○参考書 |
田中裕『ホワイトヘッド(現代思想の冒険者たち02)』講談社
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○授業計画 |
1 | はじめに |
2 | ギリシャの自然観 |
3 | 同上 |
4 | 同上 |
5 | キリスト教における自然観 |
6 | 同上 |
7 | 同上 |
8 | 西洋近代の自然観 |
9 | 同上 |
10 | 同上 |
11 | 中国・日本の自然観 |
12 | 同上 |
13 | 同上 |
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By:上智大学学事部学務課
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