○講義概要 |
生命論と心身問題の古典であるアリストテレス『デ・アニマ』を読む。一見して難解な凝縮された表現の中に分け入って、経験に裏打ちされたアリストテレスの自然学の手法を学ぶと共に、身体論、感覚論、知性論などに及ぶ諸問題を幅広く考える。余裕があれば、現代の脳科学や認知科学との接点にまで説き及びたい。邦語訳で精読しながら、必要に応じて原語の問題にも言及する。
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○評価方法 |
出席状況(20%)、授業参画(50%)、レポート(30%) 無断欠席1/3以上の場合は単位取得不可 学期末レポートは5000字程度
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○テキスト |
アリストテレス『心とはなにか(桑子敏雄訳)』 講談社学術文庫 Aristotle『On the Soul』 Loeb Classical Library, Harvard UP
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○参考書 |
ファイグル『こころともの』伊藤笏康・荻野弘之訳、勁草書房 アリストテレス『魂について(西洋古典叢書)中畑正志訳』京都大学 荻野弘之『哲学の饗宴』NHK出版
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○授業計画 |
1 | 授業の説明、参加者の自己紹介 |
2 | アリストテレスの自然学方法論について(講義) |
3 | 心身問題について(講義) |
4 | 『デ・アニマ』講読 |
5 | 同上 |
6 | 同上 |
7 | 同上 |
8 | 同上 |
9 | 同上 |
10 | 同上 |
11 | 同上 |
12 | 同上 |
13 | まとめの会 |
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By:上智大学学事部学務課
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