2005年度上智大学シラバス

◆哲学と神学Ⅱ - (後)
渡部清
○講義概要
後期には日本の伝統的な精神性とキリスト教との関係を、特に明治期からの問題点として、把握することを課題にする。その際に、わが国の伝統的精神性として儒教と仏教に関する基礎知識を学び、その上でわれわれ日本人にとっての「宗教」の意味を考える。
○評価方法
出席状況(30%)、後期学期末試験(授業期間中)(70%)
○テキスト
渡部作成のプリント
○参考書
そのつど指示する
○必要な外国語
なし
○他学部・他学科生の受講

○授業計画
1日本の思想風土に関する諸見解
2仏教の渡来
3仏教の影響
4儒教の受容
5儒教の影響
6鈴木大拙『日本的霊性』(岩波文庫)を読む
7つづき
8つづき
9明治期にキリスト教を受容するに際して生じた諸問題
10中村正直の受洗:「我は造物主であることを信ず」
11キリスト者と仏教者との対話
12つづき
13まとめ
14予備日
15予備日

  

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