○科目サブタイトル |
罪と原罪についてのキリスト教的な理解
|
○講義概要 |
神と人間の出会いについて、救いの歴史のエポックとなる出来事の意味から探っていく。すなわち「創造」において神からつくられた人間のありさま、またそこから離反して「罪」に陥った人間、さらにイエス・キリストと聖霊の「恩恵」において神のパートナーとなっていく人間をテーマとする。前期においては、わたしたちにとって最も身近な事実としての罪を取り上げ、その問題と救いとの関連を考察する。
|
○評価方法 |
出席状況(20%)、レポート(40%)、前期学期末試験(定期試験期間中)(40%) 課題文献についてのレポート,期末口頭試験,出席。なおプレゼンテーションを自主的に担当した場合には高く評価する。
|
○テキスト |
幸田和生『ゆるしの力』 女子パウロ会 光延編『現代カトリック神学資料集』
|
○授業計画 |
1 | 罪とはなにか |
2 | 日本人と罪意識 |
3 | 他宗教の罪理解 |
4 | 聖書の罪理解 |
5 | イエス・キリストによる解放の意味 |
6 | 原罪とは何か |
7 | 社会的・構造的な罪について |
8 | アウグスティヌスとペラギウスの原罪論争 |
9 | 現代神学における原罪論再解釈の試み |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|