○講義概要 |
復活を契機にイエスをメシア・神の子・人の子とする新約聖書に現れたキリスト信仰を学ぶ。さらにそこに表された根本的信仰が、異端の発生と共に教義として表明されていく過程を古代の教父・公会議を中心に学ぶ。なお、時間的に余裕があれば、ラーナー、パネンベルク、ヘイトなど現代神学者のキリスト理解をも紹介したい。
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○評価方法 |
出席状況(40%)、後期学期末試験(定期試験期間中)(60%)
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○参考書 |
百瀬文晃『イエス・キリストを学ぶ』サンパウロ
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○授業計画 |
1 | 復活信仰とキリスト論的ケリュグマの発生 |
2 | キリスト論の諸異端 |
3 | 初期教父のキリスト論 |
4 | アレイオス問題とニカイヤ公会議 |
5 | ニカイア後の聖霊論と第1コンスタンティノポリス公会議 |
6 | 三位一体神学のその後の展開 |
7 | アレキサンドリア学派とアンティオキア学派の対立 |
8 | ネストリオス論争とエフェゾ公会議 |
9 | カルケドン公会議の教義決定 |
10 | 第3コンスタンティノポリス公会議の修正 |
11 | 現代神学におけるキリスト理解1 |
12 | 現代神学におけるキリスト理解2 |
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By:上智大学学事部学務課
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