| ○講義概要 |
Iに引き続き,ヘレニズム・ローマ社会の歴史と文化を中心に学ぶ。ローマ帝国の宗教はキリスト教の形成に大きな影響を与えている。聖書の周辺世界を学ぶことで,聖書そのものに対する理解は大きく変わるであろう。IIを履修する学生は必ずIを履修していること。
|
| ○評価方法 |
授業参画(30%)、後期学期末試験(授業期間中)(40%)、小テスト等(30%) 毎回の小テスト,グループによる発表,学期末試験を1/3ずつの割合で採点し,総合評価を決定。
|
| ○テキスト |
E.ローゼ『新約聖書の周辺世界』 日本基督教団出版局 授業中に配布するプリント
|
| ○授業計画 |
| 1 | 10月5日 イントロダクション |
| 2 | 10月12日 カエサルたちの支配下におけるローマ帝国 |
| 3 | 10月19日 紀元一世紀ローマ帝国の社会事情・皇帝礼拝 |
| 4 | 10月26日 ギリシア人とローマ人の神々・民間信仰と宿命思想 |
| 5 | 11月9日 密議宗教・通俗哲学(スコラ哲学) |
| 6 | 11月16日 グノーシス主義(基本構造) |
| 7 | 11月30日 グノーシスとヘルメス文書 |
| 8 | 12月7日 グノーシスとキリスト教 |
| 9 | 12月14日 試験準備 |
| 10 | 12月21日 口頭試問 |
| 11 | 1月11日 レポート作成1 |
| 12 | 1月18日 レポート作成2 |
| 13 | 1月20日 レポート作成3 |
|
Copyright (C) 2004 Sophia University
By:上智大学学事部学務課
|